小さな冒険

夜中に目覚めてカーテンを開けると、数時間前まで異常がなかった風景が一変、3cm程雪が積もってるじゃないかあ。
ドキドキわくわくしながら寝ようと思ってたんだけど目が覚めて寝られなくなってしまった。
PCで1Hほど遊んでたけど外が気になってしまい、一大決心。
まるは旅に出る!!きりりっ。
自然と体が服を着替え始めて準備完了。
外は風もなく穏やかで、満月さんに見守られながら一歩足を踏み出した。
ジャリ!? ふわふわ雪だと思ってたけど、氷になってる、しかも靴はノーマル靴だから滑らないように雪の積もってる場所を選びながら新雪にまるの足跡をつけて突き進んでいったんだ。
当然人もいない闇夜の世界にまるは一人黙々と歩き続けていったの。
歩くこと5分、目の前にこんびにが見えてきたのでその店に駆け込んでいった。
旅に食糧はつきもの、色々と物色してアイスとご飯を購入して元来た道を歩き出した。
強まる風、積もった雪が飛ばされまるに向かって飛んでくるのを素早く避けながら無事帰宅してきた。
家に帰ると暖かい部屋でキーボードを叩いてるのだった。

夜中の徘徊……、もとい散歩は嫌いじゃない、ああっ誰もいない世界というのは何とも幻想的な魅惑の世界じゃないかあ、これでかつる! と一人何かと戦ってるまるであった。